アーティスト:Rhymester
アーティスト
:Rhymester
その他
:Sasaki Shiro
その他
:Sakama Daisuke
Adapter
:Mr.Drunk
Adapter
:DJ Jin
レーベル:KRE
発売日:2005-08-24
CD
Music
レビュー
平均評価:3.5
評価:4 グレイからレッドへ
グレイゾーンからメッセージ性が大変つよいライムが目立ってる
彼らだが、今作もユーモアあふれるメッセージで強く訴えている。
次のアルバムへの序曲として大変期待を膨らましてくれる逸品です。
世の中を考えさせるライムならではですな
評価:2 薄っぺらいファンク
ファンクにそこまで魅力を持つのかというくらい表面だけのそれには、やはり魅力は感じられないだろう。ニーズに合わせた感のある今作は、ライムスターの本当の意味のファンク(=彼らのユーモア)が何一つないと感じられた。3曲目の宇多丸が足を踏み入れたフリースタイル(=即興でラップすること)こそファンクだ、と言われそうだが、実力のある若手ラッパーの猿真似でしかない。彼らにとってフリースタイルは蛇足でしかなく、何でもできるぞと意地を張っているように見えなくもない。
語弊を恐れずに言えば、彼らは彼らのままでいいのだ。まあ、こういうことをやるのも彼ららしいのだが…
評価:3 ますます光り出した宇多丸師匠
前アルバム“グレイゾーン”から各々のソロ活動を経て、その一連の流れから見出した自らの立ち位置と思想を総括し、新たなモードに突入したことを宣言するシングル。特筆すべきは、M③の宇多丸。以前の氏は、一見踏み外しているように見えて、実は禁じ手が一番多いラッパー、という印象があった。勿論、その原因はその優れたバランス感覚にある。曲単位としての方法論や大衆性との兼ね合いを、その優れたバランス感覚でとった結果、最終的に整合性のとれた、悪く言えば平均点が高いだけの歌詞に落ち着いていた。が、M③でフリースタイルという制約のないキャンパスを貰い(一応“赤”という基本テーマはあるが)、リミッターが外れたかのような怒涛のデリバリーを見せている。“曲”という枠から溢れ出る情報量の多さと、基礎体力だけでぶつかり合う肉体性がマッチして、本気を出しゃあ俺はここまでヒネり出せるんだ!と言わんばかりの意地が垣間見える。本人曰くボーナストラック扱いらしいが、リード曲のM①が霞んでしまう程の吸引力があり、リスナーもこういう原始的なスリリングさと肉体性を併せ持った曲を求めていた気がする。この曲の多様性とデリバリーの自由さは“エゴトピア”に通じるものがある。
次はどんな思想を提示するのか――思想家である面が特化しているが故に、良くも悪くも転がり続けることを宿命ずけられたグループだと思う。そういう意味で、単調なデリバリーで攻めるDのラップは、手持ちのカードを全て切ってしまったようで、一抹の不安を覚えた。
評価:5 次なるファンクへ 新たなキングオブステージ神話発進!
8/24発売決定、ライムスター1年半ぶりのニューシングル!
待ちに待った期待の新曲は裏切らなかった。
今年の夏、最高のアゲアゲチューン☆
音を極めた彼らが辿り付いた先はファンクだった。
臓器に響く重低音と激しく軽快なドラムスが絡み合い空中分解し炸裂。
リズミカルなギターが効果的にのっておりよりグルーヴ感を演出。
そして一度では味わいきれない、聴き分けられない音と言葉数が満載、
めくるめく覚醒を呼び覚ます、アドレナリン大放出系、
これは需要されるべく供給された。
王道を外さず最高にファンキーでフリーキー、
その上、キャッチーさも抑えてる始末。
2005年夏、この逃走にノッテみる価値は有るかも!?
収録曲
Disc1:1.逃走のファンク 2.REDZONE 3.REDZONE(Freestyle)
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