R.U.L.E. Ja Rule

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タイトル: R.U.L.E.
R.U.L.E. Ja Rule

アーティスト:Ja Rule
アーティスト :Ja Rule
レーベル:Def Jam
発売日:2004-11-08
CD
Music


レビュー    All Reviews by Amazon_AWS[ECS]
平均評価:4

評価:5  豪華キャストもかすんで見える圧倒的な「存在感」

 E-40やトウィスタのような特異なスキルがあるわけでもなく,野太い声でどちらかと言えばボソボソ気味にラップするJa Rule。だけど,他のラッパーとは何かが違う。彼にしか出せないリアルな「存在感」。それが彼の魅力なのだろう。
 乾いたストリートの雰囲気を再現したディープなイントロ。シンフォニックでスリリングに迫る「Last Of Mohicans」,一転して程よくメロウでバウンシーな歌物ラップの「Wonderful」(R.ケリーとアシャンティが参加)と,冒頭の3曲でつかみはOK。
 「New York」では,テクノスタイルのシンセが妙に不穏でスリリングな雰囲気を漂わせ,文字通り派手な銃撃音を繰り返す「Gun Talk」では,場違いなまでに美しくも悲しいピアノの旋律がゴッドファーザーではないが,リアルGの悲哀を感じさせる。
 メロウ・チューンも水準が高い。アコースティックな「The Manual」,流れるように美しいメロディーと物憂げな女性ヴォーカルが印象的な「Never Thought」,リゾート地でくつろいでいるかのようにゆったりと心地よい「Life Goes On」。そして,圧巻は「Where I’m From」。美しくも何処か悲しげなピアノのフレーズと淡々とした語り口が「孤高」を想起させる。Jay-Zの「Dead PresidentsⅡ」を彷彿させる名曲だ。
 何はともあれ,まずはご一聴を!

評価:5  50とのBEEFも一段落して

アルバムつくりに専念した甲斐があって内容もしっかりしている。今までのギャングスタ要素を前面に出し過ぎず万人に聞きやすく仕上げているのでジャのファン以外でも納得するはず。特にNEW YORKはNYCをREPRESENTするFAT JOEやRUFFRYDERSのJADAKISSをFEATしてカッコイイと思う!PVを見てから聞くと更に良いと思う。

評価:4  RUle

50セントとのビーフもあって、ここ最近イマイチ調子がでないみたいで、売上は伸び悩み状態らしいです。
売上はともかく実際に聴いてみると、R.KellyがヒューチャーしたWonderfulやFat Joe、JadakissがヒューチャーしたNew Yorkはなかなか良い出来です。
特にNew Yourkは大物達の競演もあってか、素晴らしいできになってます。
アルバム全体をみてみると、統一感があっていい感じに仕上がってます。
Black ChildやLloydのヒューチャーが意外にも多目です。
ガラガラで低い声で独特なJa Ruleですけど、その割には聴きやすい感じです。R&Bも多く取り入れているからでしょう!

評価:4  完全復活!

自分を含め、Jaの前作の購入を見送っていた人も、本作は要注目です。かなりいい出来です!
まずはThe Incではお馴染みのChink Santana製作曲から。イントロに続く(2)は、アルバムの初っ端に相応しい、ハードで緊張感溢れるトラック。(12)(16)はいずれも耳に残るピアノのループが印象的な佳曲。一方(14)は一転して、レイドバックした雰囲気。これも悪くありません。という事で、4曲とも平均点は楽々クリアしてます。
そして今作でイントロとスキット3曲を除いた14曲中、8曲を製作したのがJimi Kendrix。過去の作品をよく知らなかったのですが、彼がまたキャッチーかつメローな好仕事をしています。R.KellyとAshantiを招いた哀愁感漂う1st.シングルの(3)は当然の出来として、ラテン風味をかませた(4)、ウエッサイ風味の(8)、唯一ハードな(9)、ナヨ声Lloydをfeat.して、Coolに仕上げた(11)、女性シンガーをfeat.し、ハープ音のループが耳に残る(13)と、いずれも佳曲揃い。侮れない才能の片鱗が垣間見れます。
Jimiが「メロー」担当としたら、The Inc総帥のIrv GottiがFat Joeを招いた(5)は無機質なシンセ音を上手く使って、「ハード」な雰囲気を出す事に成功していますし、同じくハードという面ではDJ Twinz製作の(17)も負けていません。ゴリゴリです(笑)。
恒例の(?)個人的なベストトラックですが、(3)と同じアコーステックギター使用で哀愁路線なのに(3)より「メロー感3割り増し」の(7)とJaの感情ほとばしるラップをメロディアスながらも音数控えめでサポートするトラックが秀逸の大作(18)を挙げたいです。なんと2曲とも前述のJimi Kendrix作。Ashantiの新作にも関与しているようですし、Ja Rule共々これからも要チェックでしょう!

評価:3  復活

全米アルバムチャートで初登場7位と好調なスタートを切ったJa Ruleの最新作。50 Centとのビーフが足を引っ張った時期もあったが、ようやく本来の彼の姿が見れてひとまずは安心。前作でのハードコアなアプローチが、アルバムの完成度とは裏腹にセールス面でイマイチだったこともあり、ここでは過去のメロディアスな側面と前作でのハードコアな側面とをうまくカップリングさせた作品に仕上げてきた。何といっても話題は再びAshantiと組んだ(3)か。全米でもトップ5に食い込む大ヒットとなったこれは、ヒット請負人、R. Kellyまでもをフューチャリングに迎え、Jaの最も得意とするメロディアスなR&B的アプローチが実を結んだ作品。続く2ndシングル(5)ではハードコアな側面を前面に出したストリート感溢れる仕上がり。その路線のものでは(2)もいい。アルバムの冒頭を飾るに相応しいヘヴィビートが曲全体に充満したクールネス溢れる仕上がり。メロディアスサイドでは(7)(11)(16)もいい。どこかメランコリックなトラックにはJaのラップはやはりしっくりくる。過去のこれまでの作品と比べると一番バランスがいいように思えるこのアルバム、完全復活といっていいでしょ。もう一回一時代を築いて欲しいです。

収録曲

Disc1:
1.The Inc Intro  2.Last of the Mohicans  3.Wonderful  4.What's My Name  5.New York  6.Stripping Game (Skit)  7.The Manual  8.Get It Started  9.R.U.L.E  10.True Story (Skit)  11.Caught Up  12.Gun Talk  13.Never Thought  14.Life Goes On  15.Weed (Skit)  16.Where I'm From  17.Bout My Business  18.Passion  

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