アーティスト:クリスティーナ・ミリアン
アーティスト
:クリスティーナ・ミリアン
アーティスト
:ジャ・ルール
レーベル:ユニバーサルインターナショナル
発売日:2004-04-21
CD
Music
レビュー All Reviews by Amazon_AWS[ECS]
平均評価:4.5
評価:5 R&B
御案内させていただきます。キューバ系アメリカ人(=この事実はきわめて重要である)。ニュージャージー生まれで育ちはメアリーランド。このかたブリト二ースピアーズの前座を勤めたという(=この事実も重要)。もともと女優業をしていたが、徐々に音楽にシフト、このアルバムがデビューアルバム。アメリアではこのアルバムは発売されていない(=この事実も重要)。で聞いてみた私見はというと=
1)やはりこのアルバムで20才という年齢なのだが、どうもカリスマ性は感じられないな。
2)やはりありがちなサウンドプロダクションなので他のアーチストとの差別化ができない。
3)ゲストが有名どころなのでだいぶそれにおんぶにだっこちゃん状態だ。
4)ブリト二ースピアーズやデスティニーズチャイルドと同系統なわけでユーザーはやはりかぶるだろう
以上のようなことを総合するとこのシンガーは白人ではないこと、それとヒットできる勝負曲が少なさ過ぎるということがこのアルバムのブレイクにブレーキをかけている。またカリスマたち=(ビッグネーム)たちと曲を合作したり競作するのはいいのだが、力関係からするとやはり利用する側ではない。ブリト二ーの前座をやるということはブリト二ーをこえられないから起用された安全パイということ。またこれも言えるジェニファーロペス、ビヨンセをこえられない何かをこのシンガーは持っているそれは『カリスマ性』かもしれないし。声量かもしれない。
結論としてはそれほどいいアルバムではなく、二回は聞かないアルバム。アメリカは競争が過酷である。ビジュアル面だけが優れていて1曲ヒットをとばしたぐらいではブレイクしない。そんな恐ろしい事実をあらためて考えてしまった。ウタダヒカルレベルと言えばご理解いただけるかな。たとえは悪いがよくてもアベレージ。正直退屈なアルバム。完全に力量不足、なおかつ役不足。こつぶということです。(4点)
評価:4 キュートなPop R&B
"AM To PM"の全米大ヒットがありながら、なぜか全米ではリリースされなかった1stアルバム。ただ、日本も含めて世界でヒットしたのは周知の事実。その後、幾多もの映画出演などによりメディアへの露出度は急上昇。満を持しての全米デビューとなるこのアルバムに対する気合の入りようは押して図るべし。1stシングルとなった(1)からしていきなり民族調のビートがエキゾチックに鳴り響くバウンシーな曲。掴みはOK。続く(2)は、いかにもChristinaらしいキュートなポップR&B。こんな曲調でもChristinaが歌えば許せてしまう。超かわいい。そんなアルバムの中の白眉は(6)。後ろで鳴り響くピコピコのビートとメロディアスなサビとの凄まじいまでの融合感。カラダを動かさずにはいられないほど強力。それでいながらキュートさは全く損なっていないところが凄い。これは強力なフロアキラー。続くハードな(7)もいい。あえてビートのみで構成している曲調もかっちょいいし、力強いChristinaのボーカルもクール。ミディアム調の曲では(9)(11)がいい。サビに向けて盛り上がっていく曲調もいいし、何より曲自体の出来がいい。切なさ溢れる楽曲を情感豊かに歌いこなすChristinaは最高。自分のキャラというものを完璧なまでに把握していないと、このアルバム構成にはならないのでは?それくらいまでキュートなChristinaが満載のこのアルバム。買いです。
収録曲
Disc1:1.ゲット・アウェイ(フィーチャリング・ジャ・ルール) 2.AM to PM 3.ホエン・ユー・ルック・アット・ミー 4.スペンディング・タイム 5.イット・ハーツ・ホエン 6.ユー・メイク・ミー・ラフ 7.ア・ガール・ライク・ミー 8.トウィッチ 9.アンティル・アイ・ゲット・オーヴァー・ユー 10.サティスファクション・ギャランティード 11.ガット・トゥ・ハヴ・ユー 12.サンキュー 13.レット・ゴー 14.ユー・スヌーズ,ユー・ルーズ
