アーティスト:オービー・トライス
アーティスト
:オービー・トライス
アーティスト
:エミネム
アーティスト
:ネイト・ドッグ
レーベル:ユニバーサルインターナショナル
発売日:2003-09-24
CD
Music
ヒップ・ホップ界の3悪党(50セント、エミネム、ドクター・ドレー)と「寝る」ことは、この上ない恩恵をもたらすか、耐えがたい重圧となるかのどちらかだ。後者の2人に加えて、新しもの好きとして有名なティンバランドがプロデュースを担当した本作を聴くと、こう思わずにはいられない――どうせならこの3悪党に向けて「しっかり稼いできます」とヴァースに書いたらどうなんだ、と。
意地の悪い見方だが、女優のヴィヴィカ・フォックスが50セントと付き合うことを決心したときも同じ心境だったに違いない。そもそも、トライスの友人を総動員したオール・スター・キャストがトライス本人よりずっと目立っているのだ。エミネムは「Lady」で女嫌いどもを黙らせるヴァースを披露し、ドクター・ドレーは「S*** Hits The Fan」のすさまじいキーボードのループとジャ・ルールを攻撃したライムでおおいに腕をふるい、Gユニットの盟友ロイド・バンクスはニヒリスティックな「We All Die One Day」に割り込んで暴れ回る。トライスはVIPを大勢招きすぎたのではないかと思ってしまうほどの顔ぶれだ。
マーケティング上のあらゆる可能性を視野に置くシェイディ・レコードは、トライスが独特のユーモアのセンスを発揮できる余地を残しておいた。キャッチーなシンセをあしらった激しいクラブ・チューン「Got Some Teeth」と、どこか自伝的な「Follow My Life」がそれだ。とりわけ前者に言えることだが、酒の勢いでセックス目当てに次々と女性に電話をかけまくるという内容なのに、酔いのさめた朝に聴いても嫌悪感がないのはさすがだ。
ネイト・ドッグとコラボレートした2曲(「The Set Up」と「Look In My Eyes」)は、予想どおりラジオで人気の出そうな、より気軽に楽しめるチューンとなっているが、同時にトライスのMCとしての実力がかろうじて水準以上というレベルでしかないことを暴露してもいる。50セントよりもD12に近い内容を持つ本作だが、両者の長所を合わせて余りあるぐらいのクオリティーが欲しかった。(Dalton Higgins, Amazon.com)
レビュー All Reviews by Amazon_AWS[ECS]
平均評価:5
評価:5 Shady軍団の快作
最初に聴いたときに、難なく聴きとおすことのできるアルバムだと思います。
あまりヒップホップを聴かない人や、エミネムしか聴いたことがない人に聴いてもらいたいですね。
評価:5 SHADYRECORDS期待の新人第三弾
D12のアルバムにてデビューを果たし、8マイルのサントラや
エミネムのサードアルバム「エミネムショウ」にも少しずつ参加し
その名を世に知らしめてきたオビートライス!
ついにそのアルバムが完成。
その内容は50セントのアルバム「ゲットリッチオアダイトライン」
にも負けないぐらいの力作です。50セントのアルバムは激売れでしたが、このアルバムもそうなること間違いなしでしょう。
オビートライスのラップスキルだけでなく、エミネム,50セントとの
コラボレーションラップも十二分に含まれているという、とってもお得なアルバムです。エミネムファンならずとも要チェックです!
収録曲
Disc1:1.アヴェレージ・マン 2.チアーズ 3.ガット・サム・ティース 4.レイディ(フィーチャリング・エミネム) 5.ドント・カム・ダウン 6.ザ・セット・アップ(フィーチャリング・ネイト・ドッグ) 7.バッド・ビッチ(フィーチャリング・ティンバランド) 8.シット・ヒッツ・ザ・ファン(フィーチャリング・ドクター・ドレー) 9.フォロウ・マイ・ライフ 10.ウィ・オール・ダイ・ワン・デイ(フィーチャリング・50セント,ロイド・バンクス・オブ・G-ユニット&エミネム) 11.スプレッド・ヨー・シット(フィーチャリング・コン・アーティス・オブ・D12) 12.ルック・イン・マイ・アイズ(フィーチャリング・ネイト・ドッグ) 13.ハンズ・オン・ユー(フィーチャリング・エミネム) 14.フードラッツ 15.Oh!(フィーチャリング・バスタ・ライムス) 16.ネヴァー・フォーゲット・ヤ 17.アウトロ(フィーチャリング・D12&エミネム) 18.シノプシス 19.8マイルス
